きみまろ錯誤

50歳以上の老人が過半数の日本は、老人独裁国家になりつつある。

翼賛体制で始まる「新たな戦前」(アゴラ)
http://agora-web.jp/archives/1425362.html

んで、池田信夫氏はいまいくつかと思って調べると・・・。

池田 信夫(いけだ のぶお、1953年〈昭和28年〉 - )
池田 信夫(いけだ のぶお、1953年〈昭和28年〉 - )
池田 信夫(いけだ のぶお、1953年〈昭和28年〉 - )

大事なことなので三回言いました。


60近い爺さんが、「『老人独裁国家』を批判するって何事?」とか「勇退してもっと若い人に・・・」と思ったのは私だけでは無いはずです。

こういう錯誤というのは、エンタテイメントの世界でもある話で、例えば綾小路きみまろ師匠のお笑いというのは良く言われる熟年の人たちが、自分のことだと「共感」していることが人気の秘訣だと良く言われるのですが、しかしあるテレビのドキュメンタリ番組でファンに話を聞くと、異口同音に「こういう人が居るよね」という感想だったのだといいます。

つまり、きみまろ師匠の毒舌を面白いと感じる心理というのは自分自身の経験への「共感」じゃ無く、自分以外の「誰か」を師匠と一緒になってイジっているという感覚。つまり他人の身振りへの「共感」なのです。この話は何もきみまろ師匠に限らず、「共感」で受けているとされている若手の「あるあるネタ」の漫才でも、女性が「共感して」受けているという某アニメでも、主人公なり芸人のネタや行動に、自分自身もやっていると「あるある」と「共感」して「面白い」と感じてるんじゃくて、「こういう馬鹿なことやっている人いるよね」という他人への「共感」しているのではないでしょうか?

すなわち、60近い爺さんが「この国は年寄りを何とかしないと大変なことになる」という自分に向いた批判をしてるのに、まるで他人事のようないわば「きみまろ錯誤」とも言うべき、一種の合成の誤謬のような錯誤こそが世代間格差の元凶なんじゃないかと思うんですよ。

実際、麻生太郎元首相が著書「とてつもない日本」で「明らかに年金を貰っていそうな年寄りほど、社会保証問題について関心がある」と嘆いて居ましたが、年金は問題だと思ってる。だけど、自分は現役世代のつもりになってるのかなんなのか、他人事のつもりでいる。そういう1億の集団が居るわけです。

ブラック企業だって、似たような物で「俺は良いが、よそは気が済まない」という心理が無いとは言えないでしょう。「東電は公務員はふんたら」というけど、自分自身はどうなのか胸を当てて考えてみる必要があります。

では、この種の「きみまろ錯誤」だとか、「合成の誤謬」を解決するのは、どうしたら良いのかそれは簡単で、世間で言われてることの逆をやるか、もしくは戦争をするのが良いのです。つまり、世間の反対を押し切って公共事業なり年金の引き下げなりバッタバッタやるか、戦争をして国民を「合法的に」リストラするなり、生産設備なりをぶちこわすかです。

しかし前者は、民主主義社会でそれは難しいわけです。ましてや2~3ヶ月で効果が出るものでもない。逆に戦争というのは、フィクションでは世相に反対する世論という物が出てきますが、実際には逆に民衆が賛成するから戦争って起る物なのです。

しかし、今の世界で戦争なんかが起ったらどうなるのか。考えてみたら解るでしょう。今こそ人類の英知が問われているのでは無いでしょうか。

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