セカイセカイ病と人脈作り

あなたはセカイセカイ病という言葉をご存じでしょうか?

日本のゲーム業界・ゲーム市場を侮蔑・罵倒し、世界(と言いつつ志向するのは北米のみ) マーケットのみにターゲットを絞ったゲーム制作・ゲーム販売のみを正解と信じこむ病気。

http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/433.html#id_728ee8f3
クソゲーまとめ @ ウィキ

東大の秋入学問題を見てると、セカイセカイ病という病は、ゲーム業界のみならず日本社会に広がる病巣なのだと身にしみて思います。ゲームもですが、海外の人が日本に求めることは日本らしさであって、ミニアメリカではないはずです。(まあ、そのあたりミニ東京を作ることだけに邁進してきた地方とも似た構図がありますが)

このようなセカイセカイ病というのは、どうも、世界進出に成功してないと目される業種の強迫観念みたいな物もあるように思いますが、そもそも海外の大学にしろ、海外の企業にしろ、そこに根付く会社というのは何十年もの間、その土地で商売をする人との人脈だとかコネクションを築いてきたということを忘れてやいないでしょうか?

これは、「海外進出に成功」した日本企業にも言えることで、例えばゲームを例に取れば任天堂が海外進出したのは80年代初めのアーケードゲーム主流のような頃だったし、逆に今話題の韓流だって、媚韓派の義侠心ではなく、古くはチョー・ヨンピル。最近で言えば98年から最大手の「SMエンターテイメント」社が吉本興業やエイベックスと国内の業務提携をし、長い時間をかけて日本のショービズ界に蒔いた種が花咲いた結果だと言えるでしょう。

それこそソニーやアップルのように、誰もが驚くような革新的な製品を出せるなら、それをテコに人脈やコネが作られるかも知れないでしょうが、たいていの企業、ましてや大学はそうでは無いわけだし、人脈を作っていくということは極めて重要に思えてなりません。なのに、海外に合わせれば一発逆転が出来ると信じるのは極めて滑稽な話です。一発逆転の出来るような製品やサービスというのはそのような発想では絶対に生まれ得ないでしょう。

「物作りは人作り」からと良く言うけど、それって職人や技術者を育てるってだけじゃなくて人脈やコネにも同じ事が言えると思います。設備投資ばかりに目が行って「今の日本は短期的になっている」と言うけど、人脈作りだってどうもおろそかになってやしないでしょうか。

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この記事へのコメント

2012年07月25日 04:46
セカイセカイ病・・・という言葉があるんですね。興味深いです。

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  • ここは酷い加盟店契約解除ですね

    Excerpt: JCBがホメオパシージャパンの加盟店契約を解除 | mociの日記 | スラッシュドット・ジャパン http://slashdot.jp/journal/545555/JCB%E3%81%8C%E3.. Weblog: 障害報告@webry racked: 2012-01-24 05:40