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zoom RSS 経理屋がでかい顔をする会社(国)は会社(国)を傾かせる

<<   作成日時 : 2009/10/03 11:52   >>

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http://kiracchi-serendipity.sblo.jp/article/32620113.html
国債の利回りさえ払えなくなる日はいつ?

そして今日はあえて、財務省の立場になって考えてみたいと思います。まず、7.8兆円の利回りの支払いは、過去の国債発行に起因するのでどうやっても変える事はできません。であれば、財政再建のために何を変えられるかと言うと、46兆円の方の税収の方でしょう。この税収の増やし方としては、いくつか考えられて

1.増税によって国民から徴収
2.経済成長による税収増
3.さらなる国債発行で足りない分を補う

というところでしょうか?まぁ、3.はとりあえず除外するにしても、ここ20年くらいはまだ人口減少の影響がそこまで利いてくるわけではありません。ただし、それ以降は人口減少が急速なペースでやってきて内需が急激に縮小するでしょう。その時に、当然税収も急激に少なくなるでしょうから、その時に日本政府が国債の利回り支払いや償還に耐えられる財務体質になっていなければ困るわけです。財務省は、将来の国債の利回り支払いや償還が怖いので、「今のうちに返せる借金は早く返したい」と思っているはずで、上記の1〜3の中で一番確実な方法の「増税」をとりたいわけです。

あと、財務省は将来の「円安」に対しても相当心配していると思います。というのは、今後はしばらく円高が続くと思いますが、人口減少で日本経済が縮小方向に向かい出すと、それまでの円高が止まり、いずれ円安に転じます。この時、為替損を気にして外国の債券や株の購入を控えていた日本の金融機関が、今度は為替得を狙って一気に日本国債を手放して外国の債券や株を購入する日が来るかもしれません。この時、いよいよ日本国債が危なくなるのではと思っています。

財務省がらみの話になると、よく増税を財務省はしたがっているのは、「権益拡大のためだ」という話ののような陰謀論チックな話が良く聞こえますが、それよりもよっぽど肘を打つ見立てです。そして、この見立て自体は経理屋の視点としてはまっとうな見立てだと思います。経済成長へのビジョンがないと仰るかも知れないけど、それって会社の経理の人に新しい技術を作れとか、営業してマーケティングしろというのと一緒で、八百屋で魚を求めるような理論な気がしますし。

ただ、国内向けの債権はお札を刷って返せば良いという最終手段があるので、円安→日本国債離れ→財政破綻と言うのはいささか論理がおかしいような気がします。もちろんそうしたら、インフレという副作用があるので財務省はやりたくはないということなのでしょうが、そう言うのを見ても手堅い経理屋の発想という感じ。

しかし、今の日本はあまりにこの経理屋が力をもちすぎて、経理屋発想が蔓延しすぎているんじゃないか?と思うんですよ。例えば五輪はお金がかかりすぎるから福祉に使えとか。ダムを止めて子育て支援とか。

財務省は悪玉という人はいるでしょうが、経理屋は会社には絶対に必要で、その組織自体じゃなく発言力が強すぎるということが問題だと思います。結局のところ日本の問題というのは経理屋さんと広告マン(マスコミ)の力が余りに強大すぎる(マスコミの場合は組織自体も問題ですが)と言うことに尽きるのでしょう。

経理屋が人の上に建つのが余り良くないというのは、会社を見れば一目瞭然で、そもそも現場出身や営業出身ばかりであまり経理出身の人って居ないでしょう?

経理出身の社長を見てみれば、かつて不祥事を起こしたときの雪印乳業やJALの西松社長が経理出身であり、TBSが経理屋の発言力が強い会社(HDの財津氏と井上会長は経理出身)ということをみていたら、ちょっと・・・となってきますよねえ。

トヨタの奥田さんも経理出身ではあるけど、金融危機を見ていたらホンダより傷が深そうで、米国市場のリコールでホップステップ肉離れになってしまったのを見ていると経理は無くてはならないけど、人の上に経つという役職ではないような気がします。

私の浅学ではろくな人が思い浮かばなかったけど、財務出身の社長で有能な人って居ませんかね?

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2009/10/04 23:18

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
経理屋と言えば、キヤノンの御手洗さんもそうです。
経営と財務が見事にかみ合っているのは伝統的にパナソニックと信越化学が挙げられるかと思います。この2社が他と違うのは財務が「売り」という点でしょうか。幸之助翁は経理に明るい経営者、信越化学は借金をしたくないというDNAが染みついた会社です。
その他、京セラやユニ・チャームなどもありますが、この辺は経理に関心のある経営者がいるという感じです。

私は経理屋の本分は「会社がつぶれないように冒険資金をねん出すること」だと思います。最初から節約しろ、では何も始まりませんからねぇ。
クマのプータロー
2009/10/03 17:21
>プータローさん
沢山の実例ありがとうございます。御手洗さんですか・・・。なんか左の人から脱兎の如く嫌われている人って経理畑の人間が多いですよねえ。

仰ることはごもっとも。経理の力が強いと言う例のサンプルが少ないので何とも言えないけど、あまりに強すぎると本業への投資もおろそかにし出してTBSみたいな弊害が起こるんでしょうなあ。もっとも技術者の力が強すぎて経営を傾けたマツダの例もありますし、三すくみになるのが理想的なんでしょうなあ。
あかさたな
2009/10/03 18:41
とはいえ、三すくみになりすぎるとロックアウトしかねませんし、いろいろ統治というのは難しいもんですねえ。
あかさたな
2009/10/03 18:41

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