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zoom RSS 衆院選の社説・コラムあれこれ

<<   作成日時 : 2009/08/22 19:42   >>

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今日もB層問題にする予定だったのですが、ひとまずお休みにしてコラムや社説から気になったのを。
まず日経の今月19日1面の論評。田勢康弘氏のコラム。この方は「政治ジャーナリズムの罪と罰」という15年前の著書ですでに、「政治記事の劣化とゴシップ化が進んでいて、それが日本の政治をダメにしている一因だ。改善するためには記者クラブを無くして、ベテラン記者に取材を任せるべき(現状は数年でキャップや他の部署に回されるそうです)」と提言したり、今年も「新聞は新規参入がなさ過ぎる。発行部数はウソの塊」とぶち上げる日本では比較的まともよりのジャーナリストの方です。まあ、まともすぎてブーメランじゃね?と思うこともしばしばですが、全文引用すると長すぎるので気になった点。

「自民党には大いなる不満」「民主党には大いなる不安」という印象をそのまま残しながら、政権交代の是非をかけた天下分け目の衆院選が始まった。

不満が不安を上回っているということでしょうか?不満でも不安な選択肢よりもマシだと私は思うのですけど・・・。

政権を争う自民、民主両党のマニフェストを読んだ、というか見た。読むというほどの内容ではないし、有権者の理解のレベルは高くない、とふんでいるのかスーパーマケットの売り出しの宣伝文旬のように細かな話がならぶ。気になるのは「責任力」という自民党の、耳慣れない言葉と民主党の「政権交代。」という「。」は何なのかということだ。

「モーニング娘。」というのがあるが、それと同じ発想なのか、つまり人目に留まれぱいいというだけのこなのか。責任力とか、党首力とかいいかげんな日本語が政界から広まるのは問題だ。おそらくコピーライターにまかせっきりだからこうなるのだと思う。政治は新製品の販売とは違うのである。

いやあ、今の政治ってまるっきり新製品の販売みたいなもんですよね。政治に主体性のない人を沢山釣った方が勝ちって感じ。
投票率が上がって喜んでいたら、今度はポピュリズムという問題が来たという感じです。私の個人的な直感では日本の場合投票率は6割くらいでちょうど良くて、それ以上になると選挙結果がおかしな事になるように思えます。

国家運営のあり方として夏服を冬服に替えるように、政権交代が日常的に行われることは好ましいことである。そのためには政権が代わるたびに外交から内政まで様変わりしてしまうのは、政策の継続性と対外的な信用の間題から好ましくない。ということは日ごろから与野党の政策に関する意思疎通をよくしておくことが必要になるということである。

ここが一番重要なポイントだと思うのです。福澤諭吉がイギリスを視察したときに、激しく討論をする二人が、議会が終わった後食事を仲良くとる様子をみて驚いたという逸話がありますが、日本は未だに福澤諭吉の頃と何ら変わっていないような気がするのです。もしかしたら我々のあずかり知らぬところで、鳩山氏と麻生氏が議員食堂で仲良く食事をとりつつ、意思疎通をしているかもしれませんが、政権交代というなら自民も民主もお互いに常日頃から話し合う必要があると思います。

んで、次は今日付の朝日社説。

だが、民主党の背中を強力に押しているかに見える民意の風も、そう単純ではない。政権交代で日本の政治はどうなるか。「よい方向に向かう」と思う人は24%に過ぎず、「変わらない」と思う人の56%を大きく下回った。

田勢氏の言うとおり「政権が変わる度に政策が様変わりしてはいけない」というのであれば良くも悪くも代わり映えしない政権になるはずで、「変わらない」というのはある意味では良い方向だと思うのですし、社会のシステムを一から作り直すことは不可能で、いわば整形手術のようにちょっとずつ変えるしかなく、全部治った頃にまた最初に直したところがおかしくなるということの繰り返しだと思うのです。

結局の所、マスコミも国民も(特にマスコミかな?)政権が変われば何かが変わるという方向に希求していますが、それって典型的な青い鳥症候群だと思います。

民主党が深刻に受け止めるべきは、看板政策に対する有権者の冷ややかな目だ。子ども手当は55%、高速道路の無料化は67%が「評価しない」と答えた。これらの公約の財源を民主党が本当に賄えるのか。「不安を感じる」という人は83%にも達した。

問題はここ。財源と政策がどうこう叩いているけど、有権者も意外と分かっているけど、自民に入れる理由にはなっていない。ここは「民主党の政策は国会通って実際に実行されるまでは分からない」朝令暮改っぷりと矛盾っぷりを批判した方が良いんじゃないでしょうか?

暫定税率問題だって6月には、2年後に先送り、環境税も検討という感じだったのがマニフェストでは「来年から実施。環境税は無し」という風になっているし、CO2削減量は自民党よりもラジカルな案を題しているのに、時代に逆行するかの如き自動車優遇策をとっています。

以前も書きましたが日本企業が感じたチャイナリスクナンバーワンは、政策の朝令暮改です。増税くらいではなんとか耐えるかも知れないけど、朝令暮改が続いたら企業は本当に日本を離れるかも知れませんよ?

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
日本人は論理と感情の切り分けができないとよく言われるらしいですね。自分の意見が否定されると自分自身が否定されるように感じて激昂するという。議論の前提として「ベターなものを探る」という考えがないんじゃないですかね。優劣をつけるのが目的になっていて、それぞれを勘案して自分の意見を改善する余地を残してないというか。
議論を積み重ねて結論を得ることができないんですね。

だから一度失敗するとそれを全否定して学ばない。極端に逆に振れる。そしてまた逆のところで同じ間違いをして・・・・の繰り返しな気がします。
KK
2009/08/23 02:06
欠点を教育でとかいうのは余りに良く聞きますけど、良いにしろ悪いにしろ効果が出るまで数十年かかりますからね。
制度で馬脚が出ないように補わないと。その意味で小選挙区制ってどうなのだろう?と思います。
あかさたな
2009/08/23 07:55
ツイッターの検索機能で、お手軽発信者達の意見を読んでいるのですが、「民主党には大いなる不安」を直感的に感じている人が素直に多いと感じますね。
それで、このまんま民主になっちゃうのかなーってつぶやいている人が多いんですよ。この手の人たちは自分に意見が無くて、かなり流されてる感じもして、民主へ吹き溜まりにみたいに集まっているゾンビだなー。
やまだひろなが
2009/08/23 10:49
ちょwww
ひーちゃんwwwww
というかホンモノ?
な、訳ねーかw
Neatness Neet
2009/08/23 15:07
>「民主党には大いなる不安」を直感的に感じている
さすがに320議席超過!とかになったら揺り戻しが来そうだけど、
今の小選挙区はシステムの所為か、勝ち馬に載る傾向が多いからどうなるかよく分からない。

>ひーちゃん
誰?
あかさたな
2009/08/23 16:20
>ひーちゃん
誰?

ネットゲリラの中の人と言われている方です>ひーちゃん=やまだひろなが
http://shadow-city.blogzine.jp/net/
小生はこの夏、こちらでゲバラTシャツやらをちょくちょく買い物させて貰いましたw

Neatness Neet
2009/08/23 17:54

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