あかさたなの執行実験場

アクセスカウンタ

zoom RSS 本当に恐ろしいのは民主党政権そのものよりも・・・。

<<   作成日時 : 2009/06/12 09:15   >>

ナイス ブログ気持玉 19 / トラックバック 1 / コメント 2

竹中平蔵先生がずいぶんまともなことをおっしゃっている。

【正論】竹中平蔵 実現したい政策見えぬ民主党
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/263352/

≪強力な反動が待っている≫

選挙が近づくなか、民主党は鳩山由紀夫氏を代表に選出し、新体制を整えた。自民党を中心とした政権の統治能力が大きく低下する状況下で、とにかく一度民主党に政権を担当させたい、と考える国民も増加していると考えられる。鳩山新代表も、今回選挙の争点を「政権交代」と掲げた。アメリカ同様“Change”は日本にも求められている。

しかし、本来なら政権交代はあくまで手段でなければならない。何らかの実現したい政策が明確に示され、それを実現するために政権交代を訴えるのが筋だ。確かに民主党は、脱官僚など政権運営のための新たな「視点」を掲げているが、実現したい政策の中身がよく分からないのである。だからこそ、民主党への支持率そのものは意外と低い。今の自民党よりはましという程度の消極的選択なら、政権を取得したとしても直ちに強力な反動が待っていよう。日本の経済社会の健全な発展のために、民主党にはしっかりとした政策の旗を掲げる責任がある。民主党の経済政策の問題点として、具体的に以下の3点を指摘したい。

≪マクロ経済の姿もあいまい≫

第一は、これまでの民主党の政策論議から、「マクロ経済」の姿が全く見えてこないことだ。例えば、日本経済はそもそも何%の成長力があるのか、それを今後の政策によっていかに引き上げたいのか。財政の健全化の道筋も、このようなマクロ的なシナリオがなければ決まってこないのである。民主党はここ数年、予算の組み替え動議を出している。これは、マクロ経済のシナリオや予算の全体規模を政府・与党案と同じと前提したうえで、その中身を組み替えるものだ。組み替えにも意味はあるが、そもそも政府予算の全体枠が適切なのか、政府経済見通しが正しいのか。こうした問題に対して対案を出すことはなかった。

おそらく、与党には官僚組織のバックアップがあるが、野党には無い、と主張するのだろう。しかし、もしそうなら、脱官僚という民主党の看板とは矛盾することになる。官僚に依存することなくマクロ経済の議論をしなければ、たとえ与党になっても結局は霞が関のコントロール下に置かれてしまうだろう。

第二の問題は、主要な政策項目について、依然としてその中身が不明なことだ。民主党は、年金改革など一部に評価できる興味深い政策を示している。しかし、大きな問題のいくつかについて対応が見えないのである。まず郵政民営化について、民主党はどういうスタンスをとるのか。当初民主党は、民営化そのものに反対だった。2005年の総選挙で敗北した後は、銀行・保険の一部民営化、郵便は国営継続、という案を国会に出した。そして今は、国民新党とともに株式の売却凍結案を掲げている。もしも政権をとったなら、民主党はどのようなスタンスで臨むのか。

政策が不明であることのもう一つの点は、財政健全化の道筋についてである。当面消費税の議論をしない、という選択は理解できる。今の自民党のように、財政の大盤振る舞いをしながら消費税増税を行っていけば、日本は間違いなく低福祉・高負担の国になってしまう。だからこそ、民主党の政策に期待する声も大きい。しかし、民主党の描く財政の姿が見えないのである。

≪政権移行チームないまま≫

第三に、民主党が本気で政権交代を目指すのなら、なぜ今もって政権移行チームが作られないのか。万が一民主党政権ができても、その後の政権運営は非常に厳しいものになると予想される。なぜなら、日本の経済も財政も、それこそ最悪の状態でこれを引き継がねばならないからだ。また予算拡大の中で、近年は官の肥大が見られており、民主党の目指す姿とは大きな乖離(かいり)が見られる。これをどう引き継いで修正していくのか。その意味で、民主党には十分な危機感が必要だ。

経済は先進諸国中最悪の成長率、財政赤字は過去7年の努力が一気に吹っ飛ぶような大幅悪化を経験している。中国経済の支えと財政の大盤振る舞いで当面の一服感は出てこよう。また暫くは、すべて自民党が悪かったと責任転嫁もできよう。しかし半年もたたないうちに、政権の政策が厳しく問われることになる。つまり、焼け野原のような状態で政権を引き継ぐことを想定した準備を、いまのうちから進める必要がある。

もちろん選挙は、やってみなければ分からない。しかしこうした準備は、民主党が与党になっても野党に留まっても有益なものとなろう。ここ数年、いったい現内閣は何を実現したい内閣なのか、「アジェンダ(課題)」が分からない状態が続き、国民の批判を受けてきた。しかし考えてみれば、こうした批判は民主党にも当てはまる。政権交代は、望ましい政策を実現するための手段である。選挙の争点は、政権交代ではなく、政党が実現したい政策的アジェンダでなければならない。(たけなか へいぞう=慶応大学教授)

「我々が政策を実現できないのは官僚組織のバックアップがない」とか平気で言いそうですよねえ。ってか、兄ぽっぽ総理が、首相官邸で記者会見で記者に向かってそう言う姿が目に浮かびます。しかし、官僚のバックアップ無しに政治を動かすには、アメリカの政党みたく、政党でシンクタンクを持って議員も2〜30人くらい政策立案秘書を置かないと無理なのだと思うのですよ。だけど、今現在の政党の資金力では出来ますか?無理でしょ?だから、「脱官僚」というなら正々堂々と民主党には「政党助成金の増額」と「政務秘書の増員」を主張しないとダメなのだと思うのですよ。もっとも、「脱官僚」のその心は単なる官僚叩貴による票取りだったらその限りではありませんが・・・。

それにくわえ、マスコミの問題も指摘しましょう。「政治ジャーナリズムの罪と罰」(田勢康弘著)という15年前の本によれば、「マスコミは、上り調子の人間に甘く、下り坂になるとバッシングする」という記述がありました。ここだけなら良く言われていますが、この本では角栄や金丸を例に取り、汚い噂はいくらでもあったのに、上り調子の時には誰も調べようとはしなかったマスコミの体質を指摘しています。

民主党というのはこの10年間、党勢は郵政解散を除き、ずっと登り坂一辺倒でありました。永田メールや西松事件などがあれど、これまでの自民党のような、オールバッシングはありませんでした。

だけど、政権を取ったらそうは行かないでしょう。もっと言えば、政権交代を取ったその直後が山の頂上であり、後は失点を取れば取る程バッシングが待っています。そのときに、ダメージコントロールが出来るのですか?

ダメコンも出来ずに失速し、その反動が来ても自民党にそれが帰ってくるとは限りません。もしそのときに「国家社会主義日本労働者党」が現れたらどうなります?きっとその政党が与党になるでしょう。

本当に恐ろしいのは政権素人の民主党政権が政権を握ること(それ自体も恐ろしいけど)よりも、失敗したときの反動(確実に失敗しそうだし)なのだと思うのですよ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 19
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
[政治]民主党政権の次に来るもの
http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090613/p2 郵政騒動の成り行きを見る限り、総選挙の自民は「改革回帰!劇場よもう一度、痛いの大好き!」なんだろうね。 で、民主がこれまでどおりなら「自民より穏やか」路線はとりづらいから「自民より過激なハードプレイ」を目指す ...続きを見る
すなふきんの雑感日記
2009/06/14 09:58

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 恐ろしいのは「日本列島は日本国民だけのものではない」とのたまった、鳩山の眼でありますね。
 外国人参政権。民主党が政権を取ったら、これを実行します。
 僕はこのような「日本無血開城」を平然という政党をプッシュする「テレ朝」「TBS」「朝日新聞」というメディアが大手をふるって存在するのが「不思議」・・・・。
 名もなき「サムライ」がここにもいました。
 日本の可能性はありますね。
吉桜
2009/06/14 17:38
鳩山党首では、「日本国民だけの物じゃない」とは言っていますけど、「中国人や韓国人の物」とも言っていません。
その心は「世界中の全ての人の物」という意味なんでしょう。それが理想論としては素晴らしいかも判りませんが、まったくもって非現実的なお花畑であることは言うまでもありませんが。
あかさたな
2009/06/15 14:49

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ブログパーツ
本当に恐ろしいのは民主党政権そのものよりも・・・。 あかさたなの執行実験場/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる